2011年5月23日月曜日

窓を開けたら雨が降ってる。
実りの雨だと君は言ってたね。
僕はそうだよ、だって雨は地球のすべての思いが
空まで昇っていった証拠だよと言ったら
君は笑っていた。

君の不在の朝、いまやっと僕は自分の気持ちに気付いた。
人と人はどこまでつながっているのか、
人は自然にどのように囲まれ、自然は人を許し、ときに厳しいかと。

僕はいまやっと分かったよ、君の手が指が示そうとしていた意味を。
それはきっと今日、僕たちが別々に迎えた朝、
それぞれの土地で、それぞれの国で
僕たちが感じているに違いない
(そう、僕は信じている)この広がりなんだ、
この優しさなんだ、この畏れにも近い思いなんだ。

僕ははっきりと聴く、君の声を、君の歌を、それはきっとこの雨が
さっきから僕に伝えようとしていることなんだね…

雨、雨は降り続く……
雨、雨は降り続く……

僕はいつまでも覚えているだろう、君が出て行ったその日
君の傘が掛けられていたwindow。
その透明な輝き、だって陽の光が君の髪を通り抜け、
そっと僕に告げたから、you're leaving now...

君の影が見えたと思った。
君の声が聞こえたと思った。

いつか、いつの日か…
君がもどってくるとき
僕は僕でいることが出来るのだろうか?
年がめぐり、人の思いもめぐり、いま僕の見ている雨がきっと
世界を回って帰ってくる。そんな奇跡があるんだろうか、そんな愛が
あるのだろうか?信じたい。信じていたい雨、雨の歌を
そっと僕は歌いつづける…

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